吉田博の生誕140年記念回顧展、新宿で開催

明治から昭和にかけて風景画の第一人者として活躍した吉田博(1876‐1950)の生誕140年を記念する回顧展が、新宿の東郷青児記念 損保ジャパン日本興亜美術館で7月8日(土)から開催されます。

福岡県久留米市に生まれた吉田博は、10代半ばで画才を見込まれ、上京して小山正太郎の洋画塾不同舎に入門します。仲間から「絵の鬼」と呼ばれるほど鍛錬を積み、1899年アメリカに渡り数々の作品展を開催、水彩画の技術と質の高さが絶賛されます。その後も欧米を中心に渡航を重ね、国内はもとより世界各地の風景に取材した油彩画や木版画を発表、太平洋画会と官展を舞台に活動を続けました。

吉田博は、毎年のように日本アルプスの山々に登るなど、とりわけ高山を愛し題材とする山岳画家としても知られています。この展覧会では、水彩、油彩、木版へと媒体を展開させていった初期から晩年までの作品から200余点が紹介されています。

パンフレットをみていて、どこかで見ていた絵が、吉田博の作品だと知りました。家族に山好きがいるので、見てみたいなと思っています。

なお、会期中、海の日(7月17日)と山の日(8月11日)に展覧会図録を購入すると、先着100名に特性ブックカバー(非売品)がプレゼントとのことです。美しい自然の姿を描いた作家の特別展ならではの粋な企画ですね。ぜひ、ご利用ください。

・【海の日】には、海の絵柄のブックカバーをプレゼント
・【山の日】には、山の絵柄のブックカバーをプレゼント

■□■   「生誕140年 吉田博展」     ■□■

会期   2017年7月8日(土)~8月27日(日)

休館日  月曜日(ただし7月17日は開館、翌18日も開館)

会場   東郷青児記念 損保ジャパン日本興亜美術館
    (〒160-8338 新宿区西新宿1-26-1 損保ジャパン日本興亜本社ビル42階)
     http://www.sjnk-museum.org/

開館時間 午前10時-午後6時(入館は午後5時30分まで)

観覧料   一 般:1,200円(1,000円)、大・高校生:800円(650円)※学生証をご提示ください
      65歳以上:1,000円 ※年齢のわかる物をご提示ください
      中学生以下:無料  ※生徒手帳をご提示ください
     ( )内は20名以上の団体料金および前売り料金
     
     ※2回目以降は使用済みの有料観覧券の提出で、一般800円、大学・高校生500円、65歳以上800円。
     ※身体障害者手帳・療育手帳・精神障害者保健福祉手帳を提示のご本人とその付添人1名は無料。
      被爆者健康手帳を提示の方はご本人のみ無料。

主催   東郷青児記念 損保ジャパン日本興亜美術館、毎日新聞社

協賛   損保ジャパン日本興亜、ニューカラー写真印刷

特別協力 福岡市美術館

協力   モンベル

公式サイト
http://www.sjnk-museum.org/program/4778.html