菊池ビエンナーレ 現代陶芸の<今>

菊池寛実記念智美術館に「菊池ビエンナーレ 現代陶芸の<今>」をみてきました。写真は美術館の許可をいただいて撮影しています。

菊池ビエンナーレは、現代陶芸の振興を目的に2004年から隔年で開催している陶芸の公募展です。

大賞 和田的 表裏

受賞作品をみて、それぞれ存在感がとてもあるなと思いました。そして、また多くの作家の方が陶芸を支えていることも感じました。

井上俊博
将棋盤 銘 “豪傑頼光之化物屋敷二巣喰土蜘蛛ト対峙スル夜”

作家でない私がそれらの作品をみるなかで、陶芸に関しての知識もないので確かとはいえないけれども、作家の表現に対する欲求や執着を感じとり、また、その性質に好き嫌いなようなものが入り混じって、様々な印象を抱くことがとても楽しい展覧会でした。そして、最初にみて、もう一度順路をたどってみると、また感じ方がかわってくる。作品なのでそれを触ることはできないけれど、たまに触ってみたい!といった欲求を我慢しながら、お互いが呼吸しているようにその印象が変わっていって、見ればみるほど楽しみがわいてきます。様々な作品が集まるビエンナーレの魅力だと思います。

美術館ホームページ
http://www.musee-tomo.or.jp/index.html

会期:2017年12月16日(土)~ 2018年3月18日(日)
休館日:月曜日(ただし1/8、2/12は開館)、1/9(火)、2/13 (火)
年末年始[12月28日(木)~2018年1月1日(月)]
開館時間: 11:00~18:00  ※入館は17:30までになります
観覧料: 一般1000円、大学生800円、小・中・高生500円
主催 :公益財団法人 菊池美術財団、日本経済新聞社