三菱一号館美術館で開催中の「マリアノ・フォルチュニ 織りなすデザイン展」の内覧会にいってきました。(写真は美術館の許可を得て撮影しています。)
まずは、マリアノ・フォルチュニって誰だろう・・・から始まります。
彼は、19~20世紀初頭のイタリアで活躍したファッションデザイナーで総合芸術家です。 繊細なブリーツを施した絹のドレス「デルフォス」が有名です。
プリーツといえば、 ISSEY MIYAKE のPLEATS PLEASE があるな~くらいの知識だったのですが、「ダウントン・アビー」で、ミシェル・ドッカリーが着ていた素敵なドレスがそうだったのです!!!
この展覧会では、マリアノ・フォルチュニの才能の豊かさと創造力に圧倒されます。当時からすれば、自由で開放的なドレスを生み出し、この後にシャネルなどのデザイナーが続きます。さらに、絵画や舞台芸術、染色、写真などあらゆる芸術の分野で活躍します。
「デルフォス」には、日本の絹が使われているそうなのですが、織物や染色にも日本の文様などがみられて、それらが色あせていません。
彼のインスレーションの源の一部に、日本があったとしたらその魅力は何か、そして現代の私たちだったらそれをどのように活かすのか、そんなことも考えました。
『マリアノ・フォルチュニ 織りなすデザイン展』
会期:7月6日〜10月6日。10時〜18時
(祝日を除く金曜・第2水曜・8月12日〜15日、会期最終平日〜21時)
月曜休(祝日、振替休日、7月29日、8月26日、9月30日は開館)
美術館ホームページ
https://mimt.jp/